災害時備蓄チェックリストの使い方
- 備蓄品項目
この備蓄品リストは、在宅療養をされているお子さんに対応できるよう災害時に想定される医療的ケアに必要な衛生材料、電源などの項目を上げています。
項目の中から必要なものを選びご記入ください。
準備にあたり、市町村によっては、非常電源に対する補助など物品購入にあたっての補助制度がある場合がありますので、自治体の制度をご確認ください。 - 準備する物品の数
- 1日分
まずは1日分の把握をしてみましょう。 - 3日分
防災バックなどに準備し、避難時に一緒に持ち出せるようにしましょう。防災バックは、どこで被災しても大丈夫なように何か所かに準備しておくと良いでしょう。 - 14日分
ライフラインや資材の供給が途絶える可能性もあるため、十分な備蓄をしましょう。
※※※
避難時に持ち出す場合には3日分、在宅避難時は14日分の備蓄を想定しています。
リストを参考にしてご自身で必要量を記入し、準備の参考としてください。
- 1日分
- 作成にあたって
主治医や訪問看護、相談支援員など支援者とともに、災害時どのように避難生活を行うかなど普段より話し合いの場を持ち、ご記入ください。
書類やお薬ノートなどはコピーしたものをサポートブックに入れておき、変更があった場合は更新してください。

<作成>令和7年3月 だいどう医療的ケア児支援センター
にじいろ医療的ケア児支援センター
災害時備蓄チェックリスト(例)


準備する際のポイント
- 災害時は分包が困難な為、1週間分程度は予備薬を準備しましょう。また、特殊な薬剤については供給が遅れる場合があるためかかりつけの医師、薬剤師と相談し、必要な量を備蓄できるようローリングストックをしましょう。
- 災害時は、停電や水の不足からミキサー食を衛生的に調理することが困難になります。普段より避難時に使用できる栄養剤を検討しておくと良いでしょう。
- 災害時、洗浄用の水の確保が困難なため、使い捨てることも想定し普段より備蓄できると良いでしょう。
- 停電に備えて、電力が必要ない足踏み式や乾電池式の吸引器を準備しておくと良いでしょう。
- 液体ミルクをストックするのがおすすめです。
- いつも身に着けているもので準備し忘れているものはないですか?スタイも必要な子もいますね。
- おむつとは別で防水給水シートがあると便利です。ペットシートもおすすめです。
- 排泄関連のゴミ袋は消臭タイプのものがあると良いでしょう。
- 医療機器に非常電源を使用する場合は、予め使用にあたって問題がないか医療機器メーカー担当者と相談しましょう。また、使用電力の確認や使用可能時間の確認を行いましょう。非常電源は常に使えるように習慣的に充電できるスケジュールを整えましょう。
揃えた物品を何にまとめて、どのように運びますか?

災害時備蓄チェックリスト

